さて、行ってきました若竹先生のサイン会へ。
前日が飲みだったものだから朝、もうちょっと早く起きるつもりがちょっと遅くてね。「TRICK+TRAP」についたのは開始5分前? 廊下に列があるでもなくドアには「本日15時半からイベントと為〜」の貼り紙があるだけ。もう入っていいのかなぁ。準備中なのかなかぁ。なんてドアノブ握って1分も悩まないうちに、
来ちゃったよ本人が!
しどろもどろに「こんにちは」とかなんとか挨拶しつつ「これ、入っていいんでしょうか」って。いや、若竹先生本人に聞いてもね……(ーー;)。「大丈夫ですよ」なんて気軽に言われたので、一緒に入ってしまいました。
とまぁ、ぷらぷらしてるうちに、外で時間を潰して来られたらしき他の方々もいらっしゃってサイン会開始〜。「TRICK+TRAP」のサイン会って初参加だったんですが、すんごいのんびりとしたサイン会なんですねぇ。ほら下手すると出版社の方がSPよろしく立ち塞がってるサイン会とかあるでしょ? あんなのとは大違いっ。先生が椅子に座るのは勿論、貰う側も椅子に座り、まったりと会話が楽しめる。
うわー、こんなんだったらもっとネタを仕込んでくるんだったよ。
前の順番の方との話で、クリスティを鼻で笑うクイーンファンが嫌いみたいな話をされていたので、それにかこつけて北村先生の『ニッポン硬貨の謎』の中の若竹先生モデルの奈々子の事や実際に好きなクイーンの話とか、初めて若竹先生を知ったのが有栖川先生のピンチヒッターでワセミスの講演会にいらした時だったのでその時の話とか、勿論若竹先生の作品の中で好きな話の事も。 こんなに話してていんですか? みたいなノリで。いや、私だけじゃなくてみんなそれぞれ思い思いに長々と話してましたともっ。 人数割り的にも15時半の回が多分一番人数的にも少なかったでしょうしね。いや〜楽しませていただきました。
で、処がそこで終わらない。
後で逢うつもりでいたMさんたちは16時半の回だったので、んじゃあ17時ぐらいまでどこかで時間潰してるかと、ぷらぷら時間を潰しまたお店に舞い戻ると16時45分。 さすがにこのまま外に突っ立っていたんじゃ風邪がまたひどくなりそうなのでとりあえず風だけでもしのがせて貰おうかと2階の廊下で待っていると。
またしてもご本人に遭遇!
ってこう書くと私、入り待ち出待ちをやったストーカーのようですが単なる偶然ですからっ。ちょうど煙草を吸いに出てこられらたそうです。 いやぁ、まさかそこで何もせずぼんやり友人たちを待つほど馬鹿じゃありませんので。 わはは、しっかり若竹先生をひとりじめでお話をさせていただきました。若竹先生がミス研に入って一年の時の講演会が泡坂先生でその挨拶にご自宅に伺った話とか、関西ミス研と関東ミス研の違いとか、クリスティの米版と英版の違いの話とか。
若竹先生との話に出てきた本

心のなかの冷たい何か (創元推理文庫)

心のなかの冷たい何か (創元推理文庫)

ニッポン硬貨の謎

ニッポン硬貨の謎

シャム双子の謎 (創元推理文庫 104-11)

シャム双子の謎 (創元推理文庫 104-11)

三幕の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

三幕の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

気がつきゃ後ろにMさん・Jさん・Aさんがもう来てたんですけどね。 もうしばらくみんなで色々お話をさせて貰ってから、Hさんと合流して、忘年会(だったのか?)では相変わらずミステリ三昧な話をして帰りました。 とりあえず私の宿題としては東川さんの積読を何とかして『館島』は買いって感じかな。『容疑者Xの献身』はもう少し置いてから考えます。うん。
館島 (ミステリ・フロンティア)

館島 (ミステリ・フロンティア)

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身