書評記事
掲示板で教えていただんですが。
『女王国の城』の書評記事が読売新聞に掲載されました。ネットからも読めます。
読売新聞では、毎週日曜日に、新刊の書評が6冊かな? 見開き2ページでガツンと大きく扱ってくれるのですが。
書評は三浦しをんさん。
しをんさんの作品はデビュー作しか読んだ事がないけど面白かったし。そのうち読みたいと思っている自分内リストの中にも、いくつかしをんさんの本やエッセイはある。
直木賞作家でもある彼女に、書評にとりあげて貰えるのはすごくファンとしてありがたいと思う。
前に、作家の読書道で好きな本に『絶叫城殺人事件』をあげていたり、どこか他でも『絶叫城』の事ある一文に友人と喝采をあげた、なんて書かれていたのを読んだ記憶もあります。
本当に有栖川作品が好きなんだなぁ、とは思っています。
……とは思っていますって、あんた。ってな突っ込み入りそうですけど。
あ、いやいや。書いてある書評は普通です。
っていうか。普通どころか。なんすか? これわ。 純文学ですか? と思わせる文面で。
自分が読んだ『女王国』は何かの幻だったんじゃないかと思わせるくらいキラキラしているんですが(笑)。
すごいよなぁ、文筆家って。あの小説からこんな書評が書けるなんて。
ある意味、これで新しいファンが付いたら面白いよなぁ、なんて達観してます。
しかしその反面。
しをんさんが褒めた本=腐女子が喜びそうな作品。というレーベルを貼られてしまいそうなのが自分的にはちょっと気持ちうむむむ……となってしまう。
なにもさあ、「活字倶楽部」の腐女子対談で、しをんさんの名前がドドンと表紙を飾っているこの時期に『女王国』の書評をあげなくてもなぁ……orz
期待されてもそういう萌えはないと思うぞ。