せちやん

「せちやん」(川端裕人)読了〜。
火星年代記」(ブラッドベリイ)や「早紀ちゃんシリーズ」(日渡早紀)が好きな人には超お勧め。
「まじめな」宇宙人探しの物語。
火星年代記」の火星人を捜しに家族でピクニックに出かける「百万年ピクニック」や、「早紀ちゃんシリーズ」の「伝えてボイジャー」を、うわぁ〜っと思い出した。
若い子は、ボイジャーなんて知らないかなぁ。以下Webio引用

ボイジャーには金メッキされたレコードがついており、そこには地球上の様々な音や音楽、55種類の言語によるメッセージが収録されている。なかにはザトウクジラの歌も収録されている。これは、ボイジャーが太陽系を離れて他の恒星系へと向かうので、その恒星系の惑星に住むと思われる地球外知的生命体によって発見されることを想定して、彼らへのメッセージとして積み込まれたものである。

こんなものが1977年に打ち上げられ、多分現在も稼動中。
早紀ちゃんは、宇宙人が解読出来るかわからない、そんなものを載せたボイジャーに意味はあるのか? と天文台(だったっけ?)の人に問うのだけど、このくだりが好きな人は、きっと多分この話を好きになると思う。
地球は本当に孤独なのか? 人は本当に孤独なのか? そんな物語です。

せちやん 星を聴く人 (講談社文庫)

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火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

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星は、すばる。 (白泉社文庫)

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