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『ミステリマガジン』読みました。『容疑者Xの献身』は本格か。
二階堂さんの方は日記や掲示板に書かれたものを少し棘を抑えてまとめ直しただけのようです。んで、巽さんと同じような事を、今度は笠井さんにも突っ込まれてます（笑）。笠井さんの方が自分としてはしっくりくるな。難易度の低い本格である、という主張も含めて(でもそれは意図的なものだと私は思っているのですが)。「ミネルバ〜」も今回は「容疑者Xの献身」について扱っていますので合わせて読まれるとなお面白いです。そして、笠井さんの評論は最後まで書かれておりません。続きは「ミステリーズ！」。うわー、ひっぱる、ひっぱる。
評論に関する異論・反論は、プロの作家さんや評論家さんのみに門戸が開かれていますが、読者投稿のページで意見を述べる事は可能なようです。
ところで。mihoroさんがすで被害を受けているようですが。二階堂さんの方は、あらかじめ断りのないまま、いきなりいくつかの古典作品についてネタバレをしています。ご注意を。そして、笠井さんが二階堂さんの書評を「エッセイ」と書いているのって、……ワザとなんだろか？